情報ネットワーク施工の実務情報誌B2E
     
ホーム>過去のB2Eニュースvol.6
 
B2Eニュース
 
 
技能五輪ヘルシンキ大会配線競技協和エクシオ小湊選手が金メダル!
 
  5月 25日 から6月1日までの約一週間,フィンランドの首都ヘルシンキで「第38回 技能五 輪国際大会」が開催され,今回から新たに加わった「情報ネットワーク 施工」部 門で,日本から出場した協和エクシオ(本社:東京)の小湊大輔氏が, 見事金メ ダルに輝いた。デモンストレーション競技ではあるが,公式のものと 全く同じ形 で競われたこの新職種で,機械系種目に強い日本は,今大会5個の 金メダル獲得 となった。 競技は4日間にわたって実施され,1日目と2日目が 各5時間で, 「構内配線」を,3日目が「光ファイバー配線」で7時間,4日目 が「宅内配線 」で5時間となっている。五輪には年齢制限が設けられており, 22歳以下でなけ れば参加することができない。新種目の金メダリスト,21歳の 小湊大輔氏に話を 聞いた。

 ―選手に選ばれたのは,どんなきっかけで?
  「競技大会に出場したい と思っている若いのはいないかと,自分の所属している 技術センターにも声がか かったのです。私は福島勤務ですが,技術を磨きたいと 思っていたので手を上げ ました。全国で4名が選ばれたのですが,昨春の ※横浜フォーラムの前には2名 に絞られ,埼玉県和光市内の研修センターで 1ヵ月半にわたる合宿特訓を受けま した」※1回目の全国大会であり, 昨年秋に開催された岩手技能五輪の予選会で もある。

 ―国際大会はどうでしたか?
 「大会期間中,選手は隔離されて通訳の 人としか話すことができません。また参加各国から選出されたエキスパート(競 技委員),応援団とは,一言も話すことはできません。それに関しては厳重でし た。オリンピックなんだなと実感しました。それと,やっぱり雰囲気は華やかで した」

 ―競技そのものはどうですか? 
 「国内大会は,たいてい二人一組なので すが,国際大会は一人で22時間の競技に臨みます。日頃,現場で作業をする時も 二人のことが多いので,競技中は正直辛いときもありました。でも絶対に勝つぞ !という気合で頑張りました。ただ材料は,日本製もいくつかはありましたが, 外国製品が多くて‥‥初めて見るケーブルがあったので,事前に触らせてもらっ たりもしました。3日目の光ファイバー配線で使用したクロージャの名前が『コ ヨーテ』だったのが印象的です」

 ―大変だったことは?
 「各競技の前に,課題 の詳細な説明書が配られるのですが,私は英語がわからないので,通訳として付 いてくださった会社の大先輩に,専門用語を丁寧に訳してもらいました。でも2 日目の,構内競技が始まる直前に,ジャンパー線を48本行うようにといわれたと きは驚きました」 各競技の審査項目(チェックポイント)は数多くあるそうで ,内容は一切公開されていないという。点数が発表されても,自分がどのポイン トで失敗したかを知ることはできないのだ。そういう意味では,その種目の頂点 に立つことができるのは,パーフェクトに近い技術力を有する者だけ,というこ とになるかもしれない。
 一度国際大会に出場したら,もう国内の技能五輪大会 には出られない。そしてすでに21歳の小湊氏は,2年後の静岡で開催されるオリ ンピックに再び出場することもかなわない。しかし彼の金メダルは,同じように 配線施工に携わる日本の若者たちに,大きな夢を見せてくれたのではないだろう か。

-B2E最新号より-



◎関連URL:協和エクシオ http://www.exeo.co.jp/
 
ベターリビングがFTTHの標準化を提案
 
 財団法人ベターリビング(本部・東 京都千代田区)では,集合住宅におけるFTTH対応機器や設計の考え方,施工法な ど,「FTTHの標準化」のための取り組みを進めている。 同法人は,国民の住宅 に対するニーズが量から質へ変化しつつあった1973年,建設大臣(現在の国土交 通大臣)の許可を得て設立された。以来,優良な住宅部品の開発・普及を中心に ,住生活水準の向上に資することを目的とした活動を進めている。中でも活動の 柱として注力しているのが,「優良住宅部品認定事業」。
  優良住宅部品(BL部 品)認定制度は品質,性能,アフタサービス等に優れた住宅部品の認定を行い, 消費者の住生活向上を進めるもの。認定を受けた部品には,「BLマーク証紙」を 貼付,瑕疵保証と損害賠償の両面からのBL保険が付いている。
  今回の標準化の 取り組みも,まずメーカや施工会社の担当者も交えて提案をまとめ,その後,そ れを元にしたBL部品化を行うというもの。すでに国交省関係では,公団住宅ブロ ードバンドサービスとしてUTPケーブルを使ったイーサネット方式の「住棟内LAN 」が2001年より団地内で開始されている。「当時,FTTHは試算までしたが回線, 機器部材とも高くて導入できなかった。しかし,ルータ,スイッチまで用意する デベロッパー側の初期投資,アクティブな機器に対する維持管理の大変さを考え ると,できればパッシブな光回線の方が望ましい」(新事業推進二部)
  現在, ベターリビングでは提案文書の最終取りまとめ中。例えば「設計の考え方」と題 するページでは,全体構造:・光配線設備の基本構造は自営PT盤と各住戸内の通 信アウトレットとの間を1対1接続するスター配線とする,・自営PT盤と各住戸 内の通信アウトレットの間は必要に応じて接続点を設けてもよい―などとしてい る。今年度中を目標に,BL部品化を実施する予定だ。

-B2E最新号より-
 
◎関連URL:財団法人ベターリビング http://www.blhp.org/
 
セキスイハイムが新築戸建 に光先行配線を試験導入
 
 室内への光ネットワーク配線の導入に関しては商業ビ ルやマンション等の集合住宅ではきちんとした施工法等がまとめられているのに 対し,戸建住宅,特に新築に関してはその基本がほとんどないのが実情だ。
  そんな中,大手ハウスメーカの積水化学工業では主に都市部で展開している3階建 てのセキスイハイム・デシオを中心とした商品への「光先行配線」を6月からス タートさせた。 通常,全国ベースでの商品導入の場合,つくばにある住宅綜合 研究所が開発,「標準化」という段階を経て全国へ広げていくことが多いが,今 回は標準化される前の「特殊対応のケース」という。「デシオ全体の約3,4割を 東京で占めている。しかも,光配線は都心ユーザからの要望が多いため,試験的 に施工導入に踏み切った」(積水化学工業 住宅カンパニー・東京支店)
  すで に同社では,施工の際にCD管を先に仕込んでおく形の先行配線は実施していたが ,肝心の光施工部分はキャリアに一任だった。そのため,対応する通信会社によ っては,施工の際に問題が生じる心配もあり,場合によっては隠蔽配線が難しく ,露出配線になるとユーザに不満が生じる恐れもあった。
  今回,宅内施工部分 を簡易化する独自技術を開発した神保電器からの提案もあり,先行配線導入に踏 み切った。今後,首都圏の販売会社へ導入を進めるとともに,住宅綜合研究所経 由で全国レベルの商品として拡大していく予定だ。

-B2E最新号より-
 
◎関連URL:積水化学工業株式会社 http://www.sekisui.co.jp/
 
第53回電設工業展開催東京ビ ッグサイトで,総入場者数9万3千人!
 
 日本電設工業協会が主催する2005電設工 業展が,5月31日から6月2日までの3日間,東京有明の東京国際展示場で開催 された。今年のテーマは「ユビキタス社会を支える電気とテクノロジー」で,出 展規模は178社・481小間。この展示会は,毎年一回東京と大阪で交互に開催され ている。
  前回の大阪からスタートした「出展社プレゼンテーションセミナー」 (出展企業が自社製品をPRできる)と「WEB電設工業展」(5−7月の間,電設協 会のホームページ上で出展社が製品情報等を掲載できる)も実施され,展示会を 側面から盛り上げた。
  そんな中,光ファイバの急速な普及で需要が増えてい るFTTH施工関連部材のメーカを取材した。
  取り扱い製品のジャンルは違っても ,各社に共通するコンセプトは,「省力・省スペース&安全(セキュリティ)」 。きんでんは,イーサネットによるリモート機能を利用したビル監視システムを 展示,その横でブロードバンドの工事の実演を行うなど,動きのある展示が際立 っていた。 松下電工は,コンパクトで簡単施工の宅内LANパネルを,寸劇を交え てわかりやすく説明し,その後モジュラージャックの接続を体験させて試供品を プレゼントするという,来場者参加型の多彩な展開で人気を博した。
  省力・省 スペースでは,渡辺製作所がコードだらけの不快さを解消する埋め込み型Hubコン セントを,また神保電器は小型のFTTH&FTTR用分電盤を展示。この神保電器の分 電盤は,集合住宅の通信と映像を小型のキャビネットの中で振り分けることがで きる最新型だ。4芯のうち2芯をコネクタに,残りの2芯は居室まで配線し,そ れぞれ映像と通信系で分けて接続するという。
スマートホーム分電盤(神保電器)
その際,成端箱も小さくなければ ならないが,作業がしやすくてコンパクトな成端箱も開発し,現在特許を申請中 だという。
  配線施工の工程で多くの技術者が頭を悩ませているのが,ケーブル の結束だという。 タイトンが,ネットワーク関連部材の中でも特に力を入れて いるのがこの分野。カラフルな結束バンドは,標準タイプから静電気を低減する ものまで,目的に応じて選べる。サイズも豊富で,太いケーブルを簡単に束ねる ためのエンドレスタイや自動結束機も注目されていた。
  これからのFTTH施工は ,正確さだけでなくデザイン性も重視され始めたようだ。効率的で美しい施工に 貢献する製品は,今後も次々に開発されてゆくことだろう。
  今回43社が参加し た製品コンクールでは,松下電工の「シンプル宅内LAN配線シリーズ」が,日本電 設工業協会会長賞を受賞した。

-B2E最新号より-
ハブコンセント(渡辺製作所)
 
◎関連URL:電設工業展2005 http://www.jeca.or.jp/exhibition/
 
日置電機創立70周年フェア開催
 
 計測器の老舗と して知られる日置電機(株)(本社:長野県上田市)が,6月9日・10日の2日 間にわたり,東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスにて,創業70周年記念イベ ントを開催した。「HIOKIソリューションフェア」と題された展示会には,2日間 で約1600人が訪れたという。一社主催の展示会としては,驚異的な数字といえよ う。
  約200坪のホールには,フィールド計測やベア・実装基板検査,遠隔計測等 ,8つの部門別にソリューションブースが設けられており,専門職の社員が来場 者の応対に追われていた。また数箇所のブースで,かわるがわる実演や映像によ る製品紹介があるなど,来場者を飽きさせない工夫が随所に見られた。
  抑えた 照明で格調高い雰囲気にまとめられたホールの壁面には,創業当時からの歩みを 映像化したフィルムが映し出され,来場者の足を止めていた。映像だけで淡々と 語られるストーリーは,着実に発展を重ねてきた企業の精神を余すところなく表 現していた。
  現在同社は長野県の本社のほかに国内に11の営業所と,海外に2 ヶ所の駐在員事務所を持ち,海外を含む3つの関連会社を擁している。

-B2E最新号より-


 
◎関連URL:日置電機株式会社 http://www.hioki.co.jp/jp/
 
 
→過去のB2Eニュースはこちらから
 
 
     
トップページ  B2Eのご紹介  購読のお申し込み  サイト内広告のご案内  雑誌広告のご案内
オンライン資料請求  イベント紹介  解決!光ファイバ施工  施工関連リンク集  施工関連用語集
バイヤーズガイド  お問い合わせ  サイトマップ

Copyright c 2005 The Optronics Co., Ltd. All rights reserved.